コンピュータサービス技能評価試験(以下、CS試験)は、
中央職業能力開発協会と各都道府県の職業能力開発協会が共同で実施している試験で、
協会が実施する一般募集試験と、
教育訓練施設や事業所が中央職業能力開発協会の認定を受けて実施する認定試験とがあります。
試験は「ワープロ部門」「表計算部門」「情報セキュリティ部門」の3種類あり、
「ワープロ部門」と「表計算部門」は1~3級まであります。
試験の実施時期などは各都道府県の職業能力開発協会によって異なりますが、
宮崎県での実施部門、時期は下記のとおりです。
実施部門 | 「ワープロ部門」「表計算部門」1~3級 |
延岡会場 | 6月、9月、12月、3月に実施 |
宮崎会場 | 6月、12月に実施 |
CS試験については、ホームページにこのように記載されています。
入門者からエキスパートまでを対象にしたグレード設定(上位から1級(エキスパートレベル)→2級(実務レベル)→3級(入門レベル))をしています。 実務作業を想定した試験内容で、仕事で活用できる能力を評価するため、即戦力の人材を育成、評価できます。
引用元:中央職業能力開発協会 コンピュータサービス技能評価試験とは
実際に受験してみるとまさにその通りの内容で、
上位の級になればなるほど、
効率の悪い操作をしていると時間内に完成させることが難しくなってきます。
いかに効率よく課題を完成させるか。
CS試験に合格するために重要なポイントですが、
これは仕事においても同じことが言えますよね。
そのため、この試験はパソコン初心者の方だけでなく、
仕事の作業効率を上げたい方にもおすすめの試験なのですが、
受験資格はないものの、以下のような説明があるのでお気をつけください。
原則として、認定施設により教育・訓練を受けた後の評価試験としてコンピュータサービス技能評価試験(CS試験)を受験することが可能です。詳しくは、お近くの都道府県協会へお問い合わせください。 ※一部認定施設で在校生以外の受け入れを行っている施設もあります。
引用元:中央職業能力開発協会 ワープロ・表計算部門を受験する方へ
上記の延岡会場・宮崎会場は一般試験会場となっており、
認定施設による教育・訓練を受けていない方は、一般募集試験を受験することになります。
私自身、認定施設による教育・訓練を受けずに受験しました。
私と同じように一般募集試験を受験される方に一言アドバイスするなら、
受験前には相応の試験対策が必要だということです。
もちろん受験を希望する方のスキルによりますが、
日頃からパソコンを使っているという方でも、
事前に準備をせず試験に挑むと、思うような結果を出せないかもしれません。
弊社代表は延岡会場の試験委員です。
このブログを書いている私もCS試験の有資格者です。
リステージプラスはCS試験の対策講習などにも対応致しますので、
お気軽にお問合せ下さい。
今後受験予定の方はもちろん、興味はあるけど受験は…と迷っている方は、
一度模擬試験問題を見てみると試験の感じがつかめると思います。
宮崎県での試験に関する詳細については、
宮崎県職業能力開発協会ホームページでご確認ください。